2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

核戦争版「ワールド・ウォーZ」 核戦争小説を読もう第5回 W・ストリーバー,J・W・クネトカ「ウォー・デイ」

前回はこちら the-level-seven.hatenablog.com どんな本? 総評 好み度★★★★★リアル度★★★★★ 作家2人が核戦争後のアメリカを旅行しながら、各地の人々へのインタビューや噂、戦後の政府資料や世論調査などのデータを集めて「核戦争後のアメリカ」の姿を描くド…

宇宙旅行はバージン・アトランティックだ!「アド・アストラ」

どんな映画? 総評 先に総評を書いてしまうと「見る人を選ぶ映画」かもしれません。「インターステラー」とか「ゼロ・グラビティ」的なものを期待して行った人には退屈だったかも。映画館でも終了後、微妙に退屈した系の感想がちらほら。 「SF映画」というよ…

映画にもなりました 核戦争小説を読もう第4回 デイヴィッド・ブリン「ポストマン」

さて、今回も核戦争小説をゆっくり紹介してゆくよ。(違う)あ、でも紹介動画とか作って見たいかも。 前回は筒井康隆「霊長類 南へ」でした。 the-level-seven.hatenablog.comそのうち、各小説を2~3行ぐらいで紹介したページも作りたいですね。 どんな本? …

人が死にすぎるとコメディになる  核戦争小説を読もう第3回 筒井康隆「霊長類 南へ」

さて、いつまで続くか「核戦争小説を読もう」。第1回目は社会派推理小説作家の異色作、松本清張「神と野獣の日」 the-level-seven.hatenablog.com第2回目はパンジャンドラムの人こと、ネヴィルシュート「渚にて」 the-level-seven.hatenablog.com第3回目は、…