2019-01-01から1年間の記事一覧
どんな映画? 総評 ジョン・ウィックシリーズが好きなら、是非みるべし。前作「ジョン・ウィック2」、前々作「ジョン・ウィック」は見ている前提で話が進んでいるので、しっかり予習しましょう。前回までに比べてアクションの感じが大きく変わっており、笑え…
前回は「核戦争版ワールド・ウォーZ」ことウォーデイでした。 the-level-seven.hatenablog.com どんな本? 総評 好み度★★★★★やりすぎ核シェルター度★★★★★ 地下5000フィート(1.5キロ)という場所にある500年生活できる巨大シェルターという時点ですでに面白…
前回はこちら the-level-seven.hatenablog.com どんな本? 総評 好み度★★★★★リアル度★★★★★ 作家2人が核戦争後のアメリカを旅行しながら、各地の人々へのインタビューや噂、戦後の政府資料や世論調査などのデータを集めて「核戦争後のアメリカ」の姿を描くド…
どんな映画? 総評 先に総評を書いてしまうと「見る人を選ぶ映画」かもしれません。「インターステラー」とか「ゼロ・グラビティ」的なものを期待して行った人には退屈だったかも。映画館でも終了後、微妙に退屈した系の感想がちらほら。 「SF映画」というよ…
さて、今回も核戦争小説をゆっくり紹介してゆくよ。(違う)あ、でも紹介動画とか作って見たいかも。 前回は筒井康隆「霊長類 南へ」でした。 the-level-seven.hatenablog.comそのうち、各小説を2~3行ぐらいで紹介したページも作りたいですね。 どんな本? …
さて、いつまで続くか「核戦争小説を読もう」。第1回目は社会派推理小説作家の異色作、松本清張「神と野獣の日」 the-level-seven.hatenablog.com第2回目はパンジャンドラムの人こと、ネヴィルシュート「渚にて」 the-level-seven.hatenablog.com第3回目は、…
全面核戦争・人類滅亡… それは来るべき未来なのか? 核戦争小説を読もう第2回です。 第1回目は松本清張「神と野獣の日」でした。 the-level-seven.hatenablog.com 第2回目はネヴィル・シュート「渚にて」です。 先に総評を(個人的な)好み度★★★★☆死ぬ前に何…
世紀末(ヒャッハー)や人類滅亡、ポストアポカリプスと絡めて語られる「核戦争」を扱った小説を読みます。様々な視点、方法で描かれているため、短編小説まではカバーしきれず、「核戦争の危機!」までは扱わないつもり。(核戦争が起きて、かつ、それがメ…
どんな映画 都市伝説、敵を6秒以内に殺す… などの逸話で知られ「ファブル」と呼ばれる最強の殺し屋が、「1年間、誰も殺さずに普通に暮らせ」という命令を受け「サトウアキラ」という偽名を使い、相棒のヨウコとともに大阪へ。ファブルは「プロとして普通に暮…
どんな本? ハードロマンと呼ばれる作風で知られる西村寿行氏の動物パニック小説。動物が群れをなして東へと移動するという現象が起こる中、山梨県山中でドブネズミが大発生する。家畜や動物を襲うドブネズミの大群はついに街を襲う… 内容と感想 動物パニッ…
どんな本? 小川一水氏によるSFシリーズ。2009年の「天冥の標I メニーメニーシープ」から、2019年の「天冥の標X 青葉よ、豊かなれ」まで、10巻17冊の大作SFシリーズです。 内容と感想は? 10巻17冊という大作ながら、時代もほぼ現代から宇宙軍が飛び回る時代…
どんな本? 表紙と題名のインパクトが強烈なこの本は、クライヴ・バーカーによるホラー短編集「血の本」シリーズの1冊です。表題作「ミッドナイト・ミートトレイン」を含む5作品が収録されています。 内容と感想は? 感想は、ものすごく怖いホラーや読んでら…
今回は新カテゴリー「洋書」です。 Access All Areas ってどんな本? 正式タイトルは Access All Areas a user's guide to the art of urban explotation、日本語に訳すと「全面通行許可 都市探検の技術についてのユーザーズガイド」でしょうか? 「立ち入り…
-暗い荒れ模様の春の午後。ロンドンは小さな岩塩採掘都市を追いかけて、旧北海の日上がった海底を疾走していた。- どんな映画? www.youtube.com 60分戦争で世界が荒廃したの後の地球、キャタピラや車輪の上に乗った都市が他の都市を喰う「都市ダーウィニズ…
-山椒魚総統はみなさんに協力を要請する。みなさんの世界を解体するため、われわれと協力していただきたい- どんな本? チェコの小説家カレル・チャペックによるSF小説。私が読んだものは岩波文庫(赤)で定価770円。 本のあらすじ 山椒魚の発見 赤道直下の…