ビルの屋上や廃墟、下水道を探検したい貴方のために | Access All Areas

今回は新カテゴリー「洋書」です。

Access All Areas ってどんな本?

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正式タイトルは Access All Areas a user's guide to the art of urban explotation、日本語に訳すと「全面通行許可 都市探検の技術についてのユーザーズガイド」でしょうか?

「立ち入り禁止」を行く、という本の中で時々登場したので気になって購入しました。

著者はNinjalicious 氏。これは彼のペンネームで、Ninja + licious。
まあつまり、ニンジャ依存症、探検とかやめられないぜ、的な意味なのでしょう。

だいたい200ページぐらい。都市探検や建築関連の用語が出てきますが、あまり難しくない本です。現在、日本語訳はされていません。

内容と感想

「都市探検」とはなんぞや?

 「廃墟好き」が一定数いることは知られていますが、「都市探検」という言葉を聞き慣れている人はいないでしょう。

 都市探検とは、工場見学のように都市のあまり知られていない部分を知ることですが、さらに、廃墟探索、roof topping(ビルや橋の屋上、頂上に登る)やparty crashing(招待されていないパーティーに潜り込む)などかなり危険な行為まで幅広い「人工物を探検すること」を指すようです。

Access All Areas の内容

Access All Areasは、都市探検のうち、さらに infiltration(侵入)を行う、つまり、ある場所に、破壊や偽の身分証を作るなどの違法行為を伴わずに入る、ためのガイドブックです。

例えば、abandoned sites(廃墟)やactive site(現役の建物)、排水管や共同溝など様々な場所へ入るにあたっての注意点が書かれています。

曰く、排水管探索の前には天気予報に注意しろ、雨水管は比較的安全だが、汚水管はそうではないなど…(ちなみに日本は汚水と雨水を同じ「下水」として処理しているようで侵入の際はお気をつけて)

ただし、泥棒の役に立つようなことは書いてありません。

もちろん、本書に紹介されている行為のうちいくつかは、日本では「違法」とされることもありますし、外国と日本では様々な事情の違いがあり、一概に「役に立つ」とは言えません。

 自分たちが暮らしている街でも、少し目線を変えれば気づかなかったこと、知らない場所がたくさんある。探検できる世界、は地球の果てではなく、案外、足元や見上げた上にあるのかもしれません。