【感想】ジョン・ウィック チャプター2

どんな映画?

 マトリックスなどで有名なキアヌ・リーブスが伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」を演じて大ヒットしたアクション映画「ジョン・ウィック」の続編。

映画の内容

 逃げるバイクとそれを追うジョンの車。冒頭からのカーチェイスの末、バイクの男を殺したジョンは、カードキーを奪い取り、前作「ジョン・ウィック」で彼の愛車を奪い、亡き妻からもらった子犬を殺したロシアンマフィアのヨセフ・タラソフのおじのアジトへと奪われた愛車を取り戻しに向かう。
 次々とマフィアを殺し、愛車を奪い返した彼だが、カーチェイスの末、車はボロボロになっていた。彼は車を闇自動車修理工のオーレリオに修理を頼む。
 そして、彼は平穏な生活に戻るべく、銃やスーツを地下室の床下の箱に入れ、封印する。
 そんな彼の元に、イタリアマフィア「カモッラ」のボス、サンティーノが訪れる。
 彼はジョンとサンティーノがかつて交わした血の契約を果たすべく、不可能と言われる暗殺を依頼する。しかし、平穏な生活を望むジョンはその依頼を拒否、サンティーノはグレネードランチャーで彼の家に放火し破壊する。家、そして、妻との思い出を破壊されたジョンは、サンティーノの依頼したサンティーノの姉の殺害、そして、サンティーノへの復讐を決意する。

 感想

 前作から引き続いての無駄のないアクションとかっこいいカーチェイスシーンが魅力的。ストーリーは何かへ収束していく、というより「殺しが殺しを産む」、というように次から次へと組織や人物が出てきては死んでいくような感じで、先が見えない。綺麗な結末のあるストーリーというより、むちゃくちゃに話が広がっていく感じだけれど、何かを解決する手段として、殺し、しか方法を知らないのだからしょうがないよねぇ…
 作中では「無敵ガジェット」的な感じで防弾スーツが登場する。これのおかげで、少しぐらいの被弾を物ともせず敵を撃ちまくるスピィーディーなアクションが生まれているけれど、逆に「どうせたまに当たっても死なないんでしょ」と思ってしまうのが少し残念だったかも。